呑みニケーション、喫煙所のコミュニケーションはもう古い?
こんな記事を観たんだけど、どうやら若い子は「電話に出ない」らしい。
『電話は相手の時間を奪うツール』
ここに集約されてるのかな。
若い人達は「自分の時間」を最優先するし、先輩や上司からの呑みの誘いも断りがちだよね。
確かに、パワハラ紛いに他人の時間を説教で奪うイヤな上司のお誘いは、害悪と呼びたいところだけども。
しかし、そこに俺が敢えて一石を投じるならば
だからこそ呑みに行く
それが最近の流れなら、敢えて逆をやる事で定評のある俺ですよ。差別化ですよ。
大体、上司や先輩が言ってること、話すことが「すべて無駄」と端から切り捨ててしまうのは如何かな、と。
例えば、非喫煙者からしたらこれまた「無駄」と言われかねない喫煙時間。ちなみに俺も吸いません。
喫煙所で行われる雑談にしたって、たかが雑談、されど雑談。その端々に、進めている仕事に関連したものや、ちょっとしたヒントが転がっていたりしないだろうか。
堀江さんの著書は拝読しているところだけど、敢えて異を唱えさせていただくならば、
会社と言う「他人の船」に乗っかっている俺達みたいな一般的な人間が、堀江さんの考え方を鵜呑みにした所で、むしろマイナスじゃない?ってこと。どんなにデキる一匹狼を気取っていてもね。
会社に所属している以上、他人のサポートなしに仕事で成果を上げることは出来ないと俺は思うのね。一人で仕事してる気になってるなら、それこそもうちょっと視野を広げてみない?って話で。
不特定多数の出入りがある喫煙所、割と他部門との出会いがあったりする。思わぬ情報が入ってきたり、他部門だけど何となく見たことあると、お互い思われたり。共通の話題でも見つかろうものならしめたもの。
「何度も接していることで好意を抱く」ことは、心理学的にも効果が認められているみたいよ。
もしかしたら上司にしろ先輩にしろ、思わぬ不満や愚痴を抱えているかも知れない。ちょっとしたガス抜きに付き合っただけで、評価ぎ変わったりするかも知れない。
同じ量の仕事をこなし、同じだけの成果を出した人間がいて、さて、どちらを評価しようと言った時。もしあなたが上司だったら、どう評価しますかね?
評価の匙加減なんてものは、意外とそんなもので決まってしまうのかも知れないよ。お互い、人間なんだから。