2019年、ビルメン業界は売り手市場なのか?
ちょうど俺がビルメンになった時期(2015年)と比較して、ビル管理会社は今(2019年)、売り手市場なんじゃないかと思うんだよね。
俺の場合、2018年にビル管取って直ぐ転職サイトに登録し直したんだけど、かなりオファーがあって(ピンキリだったけど…)。ああ、ビル管の力はやっぱり凄いなぁなんて思ったもん。
でもよくよく話を聞いてみると、2020年の東京オリンピックを見据えて、大型ビルの竣工ラッシュ! 先を見越していたら、現場は完全に人手不足なんだって。
俺も複数の会社の内、1番良い条件を提示してくれた会社を選べた訳だし、もしかして人材の奪い合いになってきてるのかな、と。
大手企業系列の子会社はチャンス?
より良い条件を選ぶのは当然。人によっては給与面、福利厚生、人間関係、キャリアアップ出来そうな環境か……色々あるだろうけど、名の知れた大手企業系列の子会社の方が地雷は少ないだろうな、とどうしても感じてしまうよね。前の職場がアレすぎて入社式がある、研修がある、定期昇給がある、賞与も夏冬の年2回支給で◯ヶ月分ちゃんと貰える、これだけで「ああ、ちゃんとした会社に来たのだな」と思ったものだよ。
売り手市場の今、思い切って大手系列の子会社を狙っていける絶好のチャンスかも知れない。
そもそも、ビルメンとして働いている人は中途採用の割合が多いから、次世代を育てていくと言うのがなかなか難しい気がする。
何なら未経験で入社しても、資格を取得しながら精力的に業務に取り組めば、将来的には総合職、管理職や経営者にステップアップできるチャンスもあると思う。ただ、これは独立系だと難しいかも知れない。例えやる気があっても、慢性的に人手不足だったりで疲弊していくし、社員は会社の歯車程度としか見られてない気がするし。
ちょっと話が逸れるけど、職場で得たスキルが、必ずしも次の職場で通じるかは限らないしね。職場によっては、そもそも仕事の進め方や考え方、体制が全く違う事もあるかも知れない。
転職を推奨する訳じゃないけど、異動も無く同じ職場に居続ける事は、先を見越したら結構リスキーな気がするんだよ。だからこそ、以前書いた「退職しても他社で即戦力として通用する」とは、果たしてどんなことかを常に自問自答すべきだと思う。そして、チャンスがあればいっそ外に出て様々な経験を積んでいく。
経験年数が少ない俺が言うのも説得力に欠けるかも知れないけどね…