脱・脱サラバンドマンNEO(ビルメンシーズン5)

サラリーマン→バンドマン(ギターボーカル)→バンドマン(ドラマー)を経て、ビルメン&電験三種と言う沼に嵌る。令和2年、電験三種取得。http://twitter.com/threechordhiro/

ビルメン希望者必見!? 経験ゼロから系列ビルメンを目指す。

「お金よりも、ライフワークバランスを。」

 

 

 

そう考えた時、ビルメンほどお気楽な仕事はないと思うんですよ。給料に拘らなければ。


この話題には賛否両論あるでしょうし、ビル業界はブラックだ! と、言う人もいますが、そもそもその会社(細分化すれば、ブラックな人間関係・ブラックな配属先)が原因であるのだと思います。他業種と比較したら、こんな仕事量でお金貰えるの?と思うことはザラにありますし。

 

 

 


ビルメン会社には「独立」と「系列」があるという記事を以前書きましたが、ブラックな人間関係・職場に当たる確率を極力下げる為にも、「系列ビルメン 」を目指すのは有益であると考えます。

 

 

 

 

 

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例えば、自分が今いる系列のビルメン会社だと、年間休日120日。更に有休あり。

 


宿直明けを含めると、体感的には月の半分も会社にいってない感覚です。引継ぎを終えてしまえば急な呼び出しもないですし、ノルマもありません。

思い通りの連休が取りにくいのはネックですが、それでも自分や家族の為の時間をかなり確保できるはず。

 

 


因みに最初に入社した独立系の会社は、月8~9休、有休は滅多に取れず。サビ残あり。年末年始、ゴールデンウィークも平常運転。それでも年間休日110日前後はあったかな? ご近所さんには「あそこの旦那さん、ちゃんと仕事してるのかしら…」と思われてたことでしょうね(これは今もか)。

 

 

 

 

そもそも、この業界は 慢性的な人手不足
特に首都圏は、2020年の東京オリンピックに見据えて、大型ビルの竣工ラッシュ真っ只中。

 

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そうでなくても、この世にビルがある限り、ビルメンは必要な存在であり続けることに変わりはないのです。

 

系列に拘らなければ、資格なし・経験なしでもOKな職場は必ず見つかります。  但しそれは、慢性的に人員不足を意味しているものであり、≒ブラックな人間関係・職場である可能性が高いことは否めません。

 


かく言う自分も、最初に入社した会社がいわゆる「10大DQNビルメン」に数えられている会社だったりしましたが、幸いにも人間関係に恵まれていたので、とにかく現場作業に打ち込みました。

 

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独立系に入社後の数年間を修業期間だと思って、現場経験と資格取得の為に踏ん張れるか?

まずはそれが、系列ビルメンを目指す人の最初の関門ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 


ここで、少し自分の話をさせていただくと

 

 

 


独立系ビル管理会社入社時のスペック

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  • 30代半ば
  • 某大型プラントで8年勤務経験有
  • しかし圧倒的なブランク有(27歳で脱サラ→バイトや派遣コールセンターを転々)
  • 資格は1級ボイラ、危険物乙4、第一種衛生管理士(電気工事士、冷凍機は無し)
  • 人付き合いは好きではない(コミュ障ではないと思う)

 

 

面接の時点でほぼ採用のお墨付きをいただき、働き始めました。


プラントでの勤務が長かったこともあり、現場への引け目というのはなかったように思いますが、ブランクがこの時点で7年近くあったこと。元々が管理側の仕事をだったので自らが駒となり手を汚す(こう書くと語弊があるかな…)ことが殆ど無かったので、現場作業を覚えるのに必死でしたね。特に、第二種電気工事士の実技が何より辛かったのを覚えています。

 

 

 

 

1年半程で、大概の仕事をそれなりに回せるようになり、並行して資格取得にも本腰を入れ始めました。

 

 

 

そこから割と駆け足で

 

  • 消防設備士乙7(H28.4)
  • 第二種電気工事士(H28.9)
  • 自衛消防技術認定(H28.12)
  • 第二種冷凍機械製造保安責任者(H29.1)
  • ボイラ整備士(合格のみ・H29.11)

 

まで取得しました。

 

 

 


幸い、資格手当が毎月貰える職場だったので(業務で必要になることも考慮しつつ)取得しやすい難易度・受験にかかる費用が安く、支給額が高いものを優先して取得していきました。上記と元々持っていた資格との合計で計14000円だったでしょうか(これを多いと見るか少ないと見るかは…)。

 

 

当初は、丸2年で上記資格+ビル管・電験を取得して転職(ビル管は「試験日」に実務経験二年以上ならば受験可能)しようと考えていましたが、2年でビル管まで手が回らず、電験取得については考えが甘すぎたことに気付き諦め、結局転職までに3年半を要してしまいました。

 

 

そうです、系列ビルメンを目指すための第二の関門。それが「建築物環境衛生管理技術者(通称・ビル管)」の取得です。

 

 

 

言ってしまえば、ビル管合格が判明した瞬間から転職活動を始めるべきです。転職サイトの反応がかなり変わっているのが分かると思います。

 

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もしも、今の仕事や生き方に違和感や息苦しさを感じているのなら、いっそビルメンへの転職を目指すのもアリかも知れません!

 

 

しかし、身も蓋もないことを言わせていただくのであれば、人間関係や配属は完全に「運」です。あくまで参考までに。いずれ、ビルメンの闇の部分にもスポットを当てた記事を書ければいいですね。

 

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